第3回目となる夏の水着イベントの配布サーバントとして登場する「ジャンヌダルク・オルタ(以降オルタ)」。クラスはバーサーカーとなり、通常のアベンジャー時とに比べ、レア度は下がりましたが攻撃力がクラス特性のため増えた印象を受けるサーバントになりました。
誰でも手に入るチャンスがある
また、今回の夏イベントのメインバディであり、イベントをクリアすると誰でも手に入る事が大変魅力的です。
Fate/Grand Order(以降FGO)の配布サーバントは他のゲームとは違い、無料で手に入るキャラクターとしては破格の性能を持っているキャラが多くおり、今回のオルタも例に漏れず大変強力な戦力を有しているキャラクターでした。
バーサーカーの弱点である打たれ弱さをスキル「シュバルツバルト・ファルケB」で1ターンに1度ではありますが回避を行うため、防御面でも多少の貢献をし、攻撃面につきましては、3つあるスキル中2つのスキル「失墜の魔女A+」と「ムール・ウ・テュ・ドワEX」が自身の攻撃力アップややけどの状態付与に繋がるスキルのため、攻撃力がとんでもなく上がったりします。
通常のアベンジャー時は、育てていきレベル上限を超えるアイテムである聖杯を誰にも使わない場合は、最も高い攻撃力を持つサーバントでしたがが、アベンジャーの特性上殆どのエネミーに対して等倍分の攻撃力しか出ていないという弱点もありました。
しかし、今回のオルタはバーサーカーなため、フォーリナークラス以外のクラスとは相性が良く、しかもバスターコマンドが3つあり宝具も単体バスターのため、宝具を使いながらのエクストラアタックも可能であると、ボス戦に有利な完全超攻撃型バーサーカーにカウントされるぐらいの強さを誇ります。
そのため、人気キャラのキャスター「マーリン」との相性も良く、スキルの育て方次第では簡単に星5のサーバントの宝具の威力を抜くぐらいのポテンシャルを秘めています。
なお、超攻撃型バーサーカーの宿命か、HPは高くなく、回避のタイミングによっては集中攻撃ですぐに退場となる可能性があるため、回避の過信や回復のタイミング、バフのかけ方等を気を付けないといけいないサーバントでもあります。
私がこのオルタを気に入っている点は、もちろん戦闘の運用についても気に入っていますが、その生い立ちにあります。
オルタとはオルタナティブであり、本当の姿であるジャンヌダルク(以降ジャンヌ)のもう一つの可能性がオルタとして現れるはずでした。
しかし、本物のジャンヌは自身の「もしも」の可能性を否定したため、ジャンヌ本人からはオルタは誕生されませんでした。
そんなジャンヌを見て「ありえない」と思ったのが盟友ジル・ド・レェであり、世界的にも有名な火炙りにより処刑されたジャンヌは恨みを持っている筈と信じ込み、聖杯の力を使ってジルから生まれたのが「ジャンヌダルク・オルタ」でした。
つまり、ほんとのジャンヌから生まれた側面としてのオルタではなく、第3者からの願いにより生まれたのがこのジャンヌダルク・オルタでした。
第3者の願いから生まれるとは、つまり「2次制作」であり、オリジナルを原本として自分が考えた原作改変の物語やキャラクターを作るのと同じ感覚で生まれたようなものだと思いました。
そんなオルタが、今回のイベントでは同人誌を作り、イベントのトップを目指すという完全に夏コミ状態のイベントでしたが、創作で生まれた彼女が新たな本を創作するという事実が、私には堪らなく尊いものに見えて感動しました。
しかもライバルの一人がジャンヌであるため、本当の自分越えも兼ねての挑戦であったため、その部分についても大変面白くプレイをさせていただき満足できました。
とにかくカワイイ
見た目につきましても、ビキニとスラッとした足が大変魅力的であり、大人っぽくもスポーディーさも兼ねそろえた黒系統の水着でした。
マイルームで聞けるボイスにつきましても、シナリオではシリアスだったのにイベントに回るとその残念さとポンコツぶりが可愛らしくボイスを聞いててホッコリできました。イベントを進めると簡単に再臨用のアイテムも手に入り、最終再臨絵も大変魅力的で本当にこれはタダで手に入る水着サーバントでいいのかととも思いました。
FGOの方針として、人気のサーバントはできればプレイされている皆さんに手に入れてほしいので、あえて人気のあるキャラを配布に選んでいると聞きました。
全開でいうと期間限定でしかガチャで手に入らない「イシュタル」、前々回だとこれも期間限定でガチャでした「スカサハ」、他にも夏のイベント以外に配られる配布サーバントも人気のあるサーバントばかりでした。
そのため、今回オルタの名前が予告ででた時はまさかとんでもなく人気の高いオルタの方をイベント報酬に持ってくるとは思いませんでしたが、無料配布なためガチャを回さなくてもいいと思うと、ものすごくうれしかったです。
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